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【国家資格】ICTプログラミング部 元部長が2週間で基本情報技術者試験合格に挑戦!




皆様、お久しぶりです。
Novel Gensis開発者 ICTプログラミング部 元部長の今井です。
今回は、2週間の集中学習で国家資格 基本情報技術者試験に挑戦したので、独自に編み出した”変な”勉強方法と、試験の結果についてお伝えしようと思います。

これから資格勉強や、大学受験に望む方への参考になればと思います。

◆なぜ情報処理資格を目指そうと思ったのか?

この資格を目指そうとしたきっかけはいくつかあります。
専門学校のオープンキャンパスに行ったとき、現役でエンジニアをされている講師の方から「システムエンジニアを目指したいなら応用情報技術者試験までは必須。高校生で狙うならレベル1のITパスポートか、レベル2の基本情報技術者試験に挑戦してみると良いよ」と言われました。

目指す理由はこれもありますが、もう一つは、その専門学校には特待生制度があり、入学時に持っている資格のランクによって学費が減額されるからです。
どっちかと言うと特待生制度狙いで取りました(笑)

特待生制度は学校によって異なりますが、その学校では、基本情報技術者試験を取得している場合、入学金20万円が免除+授業料が半額(118万円/年→59万円/年)なんとお安い!!!

更に、これだけではありませんよ!!
高校生で基本情報技術者試験に合格すると、大学の「総合型選抜」や「学校推薦型選抜」で非常に有利なアピール材料となり、特にIT・情報系学部では大きなプラス評価になるケースが多くあります!

ただこれだけ大きなメリットがあるということは…?容易に取得できる資格ではないということです。

基本情報技術者試験の高校生の合格率は17〜18%程度。簡単ではありません。
この資格を狙うなら、気合と覚悟が必要です。


◆勉強の計画を立てる

何事を始めるにも計画性を持って取り掛かることが大切です。
今回2週間問という期限を決めました。
短期間で一気に集中して知識技能を身に着け、その短期記憶で試験を突破します。

まず最初の1週間で基本情報技術者試験の教科書を一通り終わらせ、残り一週間で模擬試験をやって試験に挑む感じです。

■教科書の購入

基本情報技術者試験の教科書にはいくつかあり、「栢木先生の基本情報技術者試験教室(技術評論社)」、「キタミ式イラストIT塾基本情報技術者(技術評論社)」、「いちばんやさしい 基本情報技術者 絶対合格の教科書(ソフトバンク クリエイティブ)」など図解入りの教科書がよくおすすめされていますが、今回は短期合格を狙うのと、単に図解での理解が苦手なので、図解が少ないイエローテールコンピュータ様の「基本情報技術者 合格教本(技術評論社)」を購入しました。



教科書の販売ページには「図解を豊富に使ったわかりやすい解説で」と記載がありますが、先に上げた3つと比べると圧倒的に少ないです。
それでも解説が丁寧かつわかりやすいのと、ほとんどが文字での説明になっているので寝る前などに復習しやすかったり、ノートが取りやすいという利点があります。
また、「基本情報技術者 合格教本」は、イラストが少ない分、徹底的に細かく記載があるので、満を持して合格点を狙えるだろうと思いました。
ここは好みが分かれるので自分に合った教科書を買いましょう。

◆勉強方法【科目A試験】

「試験までの勉強期間は実質1週間しか無いからひたすら読み込むしか無いじゃないか!」と思う方も居るかともいます。
読んで覚えるというのでも良いのですが、書いて覚えるのと比べると、定着度は書いて覚える方が高い傾向にあります。
だからこそ短期間でかつノートが取りやすい「基本情報技術者 合格教本」を購入しました。
最初の1週間は、この教科書を読み込み、ノートを取ります。
ノートは教科書の内容を全てまとめるのではなく、自分の知らなかったことや、記憶が怪しい用語・計算式などが出てきたときにだけノートをとる感じです。
また、それらが記載されているページに付箋をつけて、すぐに開けるようにします。
更に+αでクラウド型のノートにもそれらの用語をまとめて保存しておきます。
私はGalaxyユーザーなので「Samsung Notes」というGalaxy端末標準搭載のノートアプリに保存しました。このアプリにはノートの検索機能もあるので、知らない用語が出てきたときそこで調べて、出てこなかったらこの機会にノートを作成し、自分だけのウィキペディアのような辞書を作成します。
スマホで手軽に見ることができるので、通学中や休み時間などにチラッと確認することができます。
Samsung NotesはWindowsとも同期ができるので、WindowsのPCで過去問などのPDFをSamsung Notesと共有したり、ノートの作成を効率化できます。



まずは簡単に知らない内容を洗い出し、知識を身に着けます。
本格的な洗い出しはその翌週の模擬試験です。

ここで高パフォーマンスを発揮できるおすすめの勉強法をご紹介します。
Youtubeなどで、基本情報技術者試験の勉強法を調べると、25分集中して5分休憩をとるのを繰り返すポモドーロ法というものが紹介されています。
しかし短期決戦なので、25分ごとに強制休憩に入っていては、勉強が中途半端に中断されてしまいます。
そこでこのポモドーロ法をちょっと変えて、自分が最大限集中できるところまで集中して、集中力が切れたら5〜10分休憩をとるようにします。
これでキリの良いところまで勉強を進めることが出来ます。

■高校の勉強は資格取得で役に立つ

高校では数学Aや数学Bを習います。
正直、こんなのどこで役に立つんだよと思うかもしれませんが、これらの教養はまさに基本情報技術者試験で活きてきます。
科目A試験の基礎理論と企業活動分野では、数学Aで習う順列(階乗の計算)・組合せ・確率が出てきます。基本情報技術者試験の計算問題は、全体的に多くても10問程度と出題数が少ないので、全部捨ててしまうこともできますが、高校で習った内容ならば、解くことができるはず。
仮に解けなかったとしても、この資格を通して復習することができます。

またアルゴリズムの分野では、数学Bでやるような思考プロセスが活かせます。
論理的思考 (IF/THEN/ELSE): 条件分岐の理解や、繰り返し処理 (LOOP): 数列(フィボナッチ数列など)やループの考え方、配列とインデックスなど、この点において数学Bが得な方は教養をフル活用して簡単に問題を攻略できると思います。
ただ数学Bは学科や文理によって習わない場合があるので、その場合の攻略方法も後で記載します。

■集中力を高める変な勉強法

ここからは、私が考えた変な勉強法をご紹介します。
特に科目A試験は知識問題が多いので、いかに集中してインプットするかが重要です。
私がやった変な勉強法というのは音楽を聞きながら勉強することです。
「これのどこが変なんだ」と思うかもしれませんが、このときに聞く曲が普通にヤバイです。
間違いなく変人扱いされます。

私のオススメは北朝鮮の「朝鮮人民軍歌(조선인민군가)」と「攻撃戦だ(공격전이다)」、「愛國歌(北朝鮮 国歌:애국가)」ですね。North Korean Pop、略してNK-POP…
あとは「ソ連国歌(Государственный гимн Союза Советских Социалистических Республик)」ですね。
誓ってふざけているわけではありません。
ただ社会主義国の曲は壮大かつ力強い曲調が特徴です。
やはり国民の団結力を高めるためなのでしょうか、気力がみなぎってきます✨(※人によります)

先の例はちょっとコンプライアンス的にあまりよろしくないので、アニメ デスノートのサウンドトラック「low of solipsism」もお薦めします。
この曲は夜神 月がデスノートに名前を書き込んでいるシーンなどでよく使われているBGMで、今回 基本情報技術者試験の勉強で私はノートにひたすら書き込む方式を取ったので、まさに新世界の神にでもなった気分でした。
実際IT資格を持っていたら新世界の神になれると思います。



1週間かけてなんとか全範囲を終わらせました。(ここまで約63時間)
オーバードーズしたような感覚でふらつきます。
教科書は付箋でびっしりです。
ノートもかなり消費しました。

次から模擬試験に入っていきます。

◆本格的な洗い出し作業

ここから模擬試験に取り掛かっていきます。
基本情報技術者試験の過去問題集に模擬試験が載っているのでこれをひたすらやり込みます。
もしこれで間違えたら、その問題文と正解の語句をノートに一言一句漏らすこと無く書き記します。
ひたすらこれの繰り返しです。
問題文は要約しても良いのですが、基本情報技術者試験は、過去問の類題が出題されるケースがあるので、なるべく元の問題文とほぼ同じ内容で書きます。
要は問題文と正解を暗記してしまえということです。
一通りノートに書けたらSamsung Notesにも同じように保存します。
写真撮ってPDF化して保存でもよいのですが、それだとノートの検索が出来ないのでタイピングしてデータ化します。


◆科目B試験の対策

基本情報技術者試験の第2の関門、科目B試験の対策についても触れておきます。
今回私は科目B試験の対策は一切していません。勉強時間は0分です。
やらなかった理由は学校で情報Iと数学Bを履修しているからというのと、科目B試験は実技のようなものなので、その場での集中力・注意力・読解力・トレース能力(プログラムのデータの流れを追跡する能力)にかかってきます。
また、私は主にNovel Gensis などの開発で、普段からプログラミング言語に慣れているので対策はしませんでした。

ただこれではなんの参考にもならないので科目B試験 突破の極意をお伝えします。

■科目B試験 突破の極意

基本情報技術者試験の科目B試験では、独自の擬似言語というものが出てきます。
端的に言えば、存在しないけど大まかなプログラミング言語の概念を表すものです。
アルゴリズム問題がだいたい16問程度、残り4問で情報セキュリティが出題される感じです。
アルゴリズム系は思考がこんがらがるので数学Bをやっていない方や、数学Bが苦手だった方はかなり苦しい分野かもしれません。
ではどのようにして科目B試験を突破するのか。

・試験が始まったら真っ先に第17〜20問を解く!
なんで1問目から解かないのかと疑問に思うかもしれませんが、科目B試験は第17問目辺りから情報セキュリティ分野で出題されます。
この情報セキュリティは読解問題なので、読解力と科目A試験の情報セキュリティの知識さえあれば簡単に解くことができます。
「簡単に解けるなら後からやるのでも良いじゃん」と思うかもしれませんが、アルゴリズムをとき終えてからだと、残り時間がだいたい30分程度しか残りません。
そして情報セキュリティ分野の読解は長文で来るので、残り少ない時間とプレッシャーで要点を逃し、間違った回答を入力することになってしまう可能性があります。
だから時間に余裕がある試験開始直後に情報セキュリティ分野の問題を全て片付けます。これが最も大事です。
情報セキュリティの分野が全て終わったら1問目から解き始めましょう。

アルゴリズムを解く上では、とにかく配られたメモ用紙に変数のデータの情報と計算式、そしてループ分は何回実行されるのかをメモし、自分で指でプログラムをなぞりながらデータの動きを追跡しましょう。上手くトレースができない方にはこの方法をオススメします。

以下トレースの例



過去問題集(科目A模擬試験 4回分)を終わらせました。
いよいよ試験に向かいます。



試験会場に向かうまでひたすらNotesに書いた内容を復習します。

そして…!
試験の結果は…
見事!合格していました!!!!!!!!!



試験結果は、科目A試験が675点/1000点、科目B試験が630点/1000点となりました。
合格基準点が600点以上で両科目基準点以上なので結果公開前ですが合格が確定しました。

ここまで英検も漢検も何も持っていない無資格者だったので、非常に嬉しく思います。

◆最後に

無事、基本情報技術者試験に合格することができました。
正直に言うと、ただの「特待生狙い」から始まった挑戦でしたが、実際に勉強を進めていく中で、ITの基礎知識が自分の頭の中に少しずつ積み上がっていく感覚は、予想以上に面白く、達成感がありました。
高校生のうちに国家資格の一つを自分の力で掴めたことは、自信にもつながりましたし、何より「自分は本気になれば短期間でも結果を出せる」という実感を得られたことが、今回の最大の収穫です。

これから私は専門学校への進学を目指します。
10月頃には合否が確定しますが、卒業までの期間をただ遊んで過ごすつもりはありません。
次なる目標は応用情報技術者試験です。
前期(2026年11月)で挑戦できそうなら挑み、難しければ2027年2月の後期を本命に据えて準備を進めていきます。
周りの友達が大学入試で必死に勉強している中、自分もまた別の形で「受験生」として全力で取り組む。それが、受験生の本分であると私は思います。

将来の夢「システムエンジニア」になるために、多くの資格試験を戦い抜いていこうと思います。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
少しでもこれから資格に挑戦する高校生や、勉強法に悩んでいる人の参考になれば幸いです。



共に戦い抜いてくれた 三星電子 銀河スマホ
左(ノート用):Samsung Galaxy s5 active(2014年10月4日)
右(音楽用):Samsung Galaxy sii(2011年6月24日)


ICT・プログラミング部 24〜25年度部長 今井








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